
南山(ナムサン)北側に位置する南山韓屋村(ナムサンハノッマウル)。市内に点在していた韓国の伝統家屋(韓屋(ハノッ))5棟をここに移築・復元させました。2400坪の広大な敷地には、朝鮮王朝27代王順宗の皇后である順貞孝皇后の生まれ育った屋敷や 順貞孝皇后の父親朴沢栄の書斎、朝鮮王朝25代王哲宗の娘永恵翁主の夫で政治家の朴泳孝の屋敷、軍人五衛将の金春栄の屋敷、朝鮮王朝末期に景福宮復元の際大工の棟梁であった李承業の屋敷が展示されています。それぞれ異なる韓屋の造りや家具などを見学できる伝統家屋の展示場です。
韓屋村のある筆洞(ピルドン)エリアは、朝鮮時代には渓谷があり夏の避暑地としての名所でした。青鶴がよく遊んでいたことから、青鶴洞(チョンハッドン)とも呼ばれてたところ。青鶴洞は神仙が住むところと言われるほど景観が美しく、漢陽(ハニャン:ソウルの古称)で最も景色の良い場所、漢陽五洞(ハニャンオドン:ソウル内の5つの洞(町))の一つに数えられていました。本来の姿を戻そうと、韓屋をはじめ、川や木々、さらに亭子(あずまや)を設け自然あふれる伝統庭園を造成。散策するにも気持ちのよい韓屋村です。
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純貞孝皇后尹氏の実家
この家屋は朝鮮第27代純宗の妃である純貞孝皇后尹氏が、13歳で東宮継妃になるまで住んでいた家で「尹氏家」とも言われています。しかし建築様式からみて、純宗が即位(1907年)し、尹氏が皇后になった後の1910年代に、府院君(皇后の父親)の家として建てられたものと推定されます。もともとは鐘路区玉仁洞47-133にあったが、あまりにも老朽化して移築できないため、もとの家屋の建築様式どおりにここに再建しました。
家は「コ」の字型の本屋の前方に舍廊房を置き、全体的には「ロ」の字の形になっています。本屋と舍廊房側は屋根に段差を設け、舍廊房の板敷きの共用部分は外から見ると重層的に作られているが、これは地形を生かした構造です。
長方形石の基壇、方形礎石、初翼工、雲工(雲形の支之石や株)を使っていること、背後と側面の縁側の外側に設けた「井」の字形の窓、煉瓦を使った防火壁の設置などから、上流層の邸宅であることが分かり、一見、別宮の面影をみせています。
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五衛将・金春榮の旧屋
この家屋は、朝鮮末期に五衛將の官職にあった金春榮が1890年代に建てたものである。鐘路区三清洞125-1から移築し復元しました。 「」の形の母屋に一字形の舍廊房(主人の居間)がつながって「」形をなしており、母屋の大庁(板敷きの共用の間)ははりが5列、他の部分はすべて3列になっています。
板台工を使い重の軒に仕上げるなど、 全体的に庶民住宅の様式を示していますが、内房(主婦の部屋)の外壁(外部に面した部分)に、 煉瓦を積んで防火壁を組み、 格調を高めているのが特徴です。
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都邊首・李承業の旧屋
朝鮮末期の興宣大院君によって景福宮が修復された際に、都辺首(大工の頭)を勤めた李承業が1860年代に建てた建物です。 中区三角洞にあったものを移築し復元しました。 かつては大門間と行廊房が、母屋と舍廊房を取り卷いていましたが、今は母屋と舍廊房だけが残されています。
母屋は「丁」の字の形をしており、舍廊房は「L」字形です。 母屋から台所、内房側は半五梁で、前後面の屋根と異なっているのが構造上の特徴。大庁と娘の房は高いはりの5列組みで構成されています。
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| こめつき |
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ソウル市内にあった韓屋を移転保存をしているのはいいのですがその他は高層ビルに変わってしまいソウルの歴史的町並みが減っているのが惜しいです。 | 2010-06-12 20:24 |
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| こめつき |
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今BSで放映している「女人天下」の海豊院君のユン家の邸宅が興味深かったです。TVでは水原の民俗村の建物を邸宅として使っていますね。 | 2010-06-12 20:22 |
| こめつき |
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韓屋のすきな方には手軽に楽しめる施設ですね。旧正月や秋夕にはたくさんのイベントがあり家族連れで楽しめます。右手奥の園が静かで落ち着けます。 | 2010-06-12 16:42 |
| tsu303 |
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韓国の伝統がぎっしり詰まっていましたね。ゆっくり時間をかけて見ることがおすすめです。旧正月にいきましたが、イベントもやっていてすごく楽しめました。 | 2010-06-12 12:29 |
| para |
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陽の光や風、土の匂い…自然の恵みを存分に味わうことので出来る造りになっていることを改めて感じました。日本建築よりやや曲線のあるラインも魅力。 | 2010-06-08 23:13 |
[2010-04-16 17:01 作成 / 2010-09-02 09:40 修正] 記事提供: ソウル特別市観光振興担当官